10代女子多様化する界隈ルール

奇形界隈とか、清楚系美容垢、学校行きたくない界隈みたいな、ツイッター上の10代の女の子たちのコミュニティを見るのがライフハックだ。半分傍観、半分OBヅラで見てる。

 

 

 

私が中高生の時にこの界隈なくてよかったーと

と思う。いやあったかもしれないけど知らなくてよかった。個人的見解だが、いわゆる「me too」的な快感は呪いである。それにどっぷり浸かるとマジで日常生活に支障が出るし、いろんなものが大嫌いになる。

 

 

 

 

 

 

 

奇形界隈とか特に、その界隈の衛生状態がちょっと心配だ。「ここは奇形界隈なので、バイトの話とか関係ないことは別垢でやってください」みたいなツイートを見てびっくりした。ネットってクソの垂れ流しなはずなのにそんな校則みたいなルールあるの?!って。オナニーの話はありか無しかとかで一回ちょっと不穏な感じに盛り上がってたのは面白かったけど。

 

 

 

他にも、彼氏できたことある人、告白されたことある人はだめ、友達多い人はだめ、手とかだけでも自分の生身の姿の写メを載せるのは禁忌…みたいな。

本当の本当に同じ状況で同じ悩みを抱えた人しか入っちゃいけない。それで精神上の貧富の差は無くなるかもだけど、現実社会でのギャップがデカくなり過ぎて、多分私は死ぬ。

 

 

 

 

 

その極端にある清楚系美容垢は、もうちょっと自由な感じだ。界隈のルールとか、あんまりない気がする。みんな大体坂道アイドル信仰で、高嶺の花とか透明感って単語が大好きで、でもツイート深掘るとまあ要するに男の子にモテたいだけみたいな、そういうまっすぐな愛くるしさがいいなってなる素直に。私はこの子たちの年齢くらいから既に捻くれてて、男の子とも喋らなくなって、孤高カッコイイ!女子力とか意識するのダサい!みたいな思想が偉いんだ!ってなってたから。だから今その反動でツインテールにリボンつけて大学とか行ってる。

 

 

 

でも清楚系美容垢のなかには、ちょっと危うい女の子もいて、みんな乃木坂のどうたらとか言ってるのにれいりえの写メ載せてたり、大森靖子がどうとか恐る恐るツイートしてたりする。そいで気づいたら奇形界隈に転生してたりする。

 

 

ツイッターは、そういうのがほんとにリアタイで見れるから楽しくて仕方ない。知らない人の人生がたくさんある。人と話すのは苦手だけど人の話は好きだから、マジで一日中暇だったら一日中ツイッターに張り付いている。

 

プロの詩人みたいに文章が上手くてしょっちゅう万バズしてる人とか、ネタツイでフォロワーめっちゃいる人とかにちょっとジェラシーを感じるときとか、多分一番気持ちいい。いいなあとかこうなりたいなあって思うことが好きなのだ。

 

 

でもツイッターはチャットアプリみたいになってほしくない。いい意味で公衆便所だから楽しいんだ。チャットアプリみたいに、その話だけしかしちゃいけない部屋が何百個もできて、まあそしたら確かに便利だし何か一部の話題だけに浸かりたい人は良いかもしれないけど、ツイッターは無防備で開けっぴろげだからいいのだ。コンビニだから良いのだ。

 

 

奇形界隈の中には、まだ中学生の子とかもいる。ブスとか、男はクソとか、生理しねとか、そういうのに早く追いつこうとしてる子がチラホラいる。コンプレックスがステータスになってしまっている。普通に、それは良くなくない?ってなる。

 

 

死ね!って叫ぶ仕事は素人よりもプロに委ねる方が絶対良いので、早く神聖かまってちゃんを聴け!!!大丈夫だから!!!押見修造を読め!!!貸すから!!って本当に思う。